2005年06月29日

自暴自棄か挑戦か!?

 HOME印象的なエピソード ⇒ この記事

東方遠征を志半ばで引き返した後、帰途への道でアレクサンドロスが、
無謀とも思えるほどの戦いのエピソードがあります。
これもまた作品によって趣が異なっていておもしろい。

今まで共に進んできた兵たちに背を向けられた形で終了してしまった東方遠征。
果たして自分には神と肩を並べられるほどのチカラはあるのだろうか。
もしそうならば何をしても死なないはずだ。(語弊があるかな)
初めて深い挫折を味わった彼は、それを試してみたかった。

ただ、ただ、無謀で自暴自棄になったとは考えられない(考えたくない)ので、
この挑戦説がしっくりきました。

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posted by アウラ at 03:16 | TrackBack(0) | 印象的なエピソード

2005年06月17日

「両名とも死罪である」

 HOME印象的なエピソード ⇒ この記事

アレクサンドロスに心から忠実なヘファイスティオンが、
問題を起こすエピソードがある。
このエピソードは必ず出てくるわけではなく、まだ2作品にしか出会ってない。

同じようなエピソードでも書き手によってまったく印象が違うのがまた楽しい♪
今回は書き手が女性と男性なのでこれまた興味深いです。
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posted by アウラ at 00:56 | TrackBack(0) | 印象的なエピソード

2005年06月15日

クラテロス

 HOME[人名] ⇒ この記事

●クラテロス
アレクサンドロスの信頼できる部下であり友人であり。
なんか映画の影響か、デカイ人って感じがします。
(コイノスと区別が付かなかったりしてました・・)

・映画「アレキサンダー」では
限界を知らない大王の前進に疲れきった兵の代表として大王に進言する。
たくさんの兵が死にました・・と。
よく言ったクラテロス!と思ったのは観ていた私も同じく。

最高のものに、という最後の大王の言葉に、
クラテロスを示されるほどの人。

・獅子王アレクサンドロスより
獅子狩りの逸話あり。
アレクサンドロスを身を挺して守ったクラテロス。
マケドニアにモザイク画像の遺跡があるとのこと。
なんだかありがちなエピソードではあるけど、いいですねぇ。

パルメニオン暗殺後、混乱した現場を落ち着かせたのも
クラテロス。パルメニオンに従うものたちも二番目はクラテロス、
と考えてた者が多いとか多いとか。

・なんだかよいこ(笑)な感じのクラテロスですが、
ヘファイスティオンとの諍いがあったりするエピソードもあって興味深い。
posted by アウラ at 16:51 | TrackBack(0) | [人名]

2005年06月10日

映画「アレキサンダー」感想追記

 HOME映像(DVD) ⇒ この記事

映画「アレキサンダー」について感想追記。

・ブケファラスを乗りこなすアレキサンダーの姿は映画館でもそうでしたが、
背筋がざわりとするような感動を覚えます。

・バビロンでのダレイオスの娘、スタテイラとアレキサンダーが言葉を交わす
シーンが印象的。二人の表情がとてもよい。
その後、アレキサンダーが後ろを振り向いてヘファイスティオンが頷いてるのが、
またとてもよい。

・ガウガメラの戦いの前夜、ヘファイスティオンがアレキサンダーに何に祈るのか、
と問われて、「フォボス」と答えるアレキサンダーが印象的。
あの一瞬に彼の一生が走馬灯のように私の中で流れるのが不思議。

(6/12追記)

・ぬれたような瞳とクチビルでベッドに座っているのはなぜかバゴアスかと思ってたのですが、
カッサンドロスでした。美しすぎます。
(あの高慢な感じ、バゴアスなわけなかった・・)

・アレキサンダーの病床でファイスティオンの像があったことに今回初めて気付きました。
アレキサンダーがふと目をやり過去に思いを馳せる。

・誰を後継者に?という言葉にこたえるアレキサンダー
「To the best」



なぜ突然・・

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posted by アウラ at 03:30 | TrackBack(0) | 映像(DVD)

2005年06月02日

アレクサンドロス大戦記 (3)永遠の帝国

 HOME小説[読了→感想アリ] ⇒ この記事


アレクサンドロス大戦記 (3)永遠の帝国
ヴァレリオ・マッシモ・マンフレディ (著), 草皆 伸子

★★★★☆

さすが全3巻のラスト。かなり勢いがある巻でした。
アレクサンドロス大王の人生で一番濃厚な時期ですし。
最初に読んでおきたかった一冊です。
映画も見直したいし、少年バゴアス〜も読み直したくなります。



魅力的キャラ
・パルメニオン、ペリタス、エウメネス(感想には書いてないけど)

●印象深いところ数箇所

ペルセポリスの炎上、失策であったという説が強いこの事件。
この作品では納得の理由で、全てはアレクサンドロスの計算の上であったことが示されます。
あの炎上はどうかと問いただしに来たパルメニオンにその理由を説明しますが、パルメニオンが納得、もとい反論できないのだから凄い。

パルメニオンの最期はかなり絶妙な仕上がりだったように思います。
エウモルポスの指示で遣わされた刺客が彼を狙いますが、読み手側が妙に焦るが、
場面は静謐で、親和的で、乱れがない。
彼は使者に合言葉を訊ねる。
答える使者と、全てを悟るパルメニオン将軍。
一瞬時間が止まり、場面はゆっくりと哀しさが漂う。
同時に苦渋の決断をしたアレクサンドロスの悲しみをも感じられる。
そう!とても詩的なシーンでした。
・・彼の死後のアリスタンドロスとの霊的なやりとりはちょっと驚いたなあ。

・ペリタスの最期がとても雄雄しくそして悲しい。。

・(要調査)サティバルザネスかナヴァルザネスがレオンナトスと闘って敗れたシーン。
(どっちか名前、忘れた・・)

・カリステネスの死を伝えるプトレマイオスからアリストテレスに宛てた手紙のくだりは良い感じ。

・(要確認)ダレイオスの母親のシシュガンビスとアレクサンドロスとのやりとりがなんと良かった。
あなたは幸せだ、私の母は息子の葬儀に出ることはかなわない・
みたいなところが良かった。アレクサンドロスの巧みな話術が覗えます。



●女性が結構頑張ってました。

・メムノンの妻バルシネの夫を失った悲しみと、敵を愛し始めてしまう複雑な想い。
さらには残された子供たちの思いも絡まってなんだか切ない。
そんなバルシネ、ガウガメラで亡くなっていますが、
史実では生き残り、アレクサンドロスの子を産んだということです。(あとがきより)

・アレクサンドロス自ら第一巻で奴隷の中から救い上げた少女レプティネ。
彼女の驚きの素性が明かされます。
史実では出てこない、この作品のみの創作の女性ですが、結構いい味でした。


●ヘファイスティオンについて

・待て待て、この最期はどうだろう(笑)。
ヘファ好きとしてはなんとも情けない。
ベッドに向かう途中に片手を挙げて絶命している姿を想像して悲しくなった。
でも現実は案外こんなものだったのかもしれないなあ。
その後、アレクサンドロスの施す盛大な葬儀も、武将としては切ない最期をもみ消すかのような印象が強すぎてなんとも感動できず。

・3巻通して、あまりパッとしなかった彼・・・
どこかにあったかなあ彼の光るシーンが・。思い浮かばん。


●バゴアスについて

・出てきました。ほんのワンシーンですが。
ペルシアの服をためらう(っていうか嫌がる)アレクサンドロスを納得させて、
流れるように仕上げていくバゴアス。
ギリシア語をしゃべれるのか、とアレクサンドロス。

しかしそれだけだったーー。
posted by アウラ at 18:03 | TrackBack(0) | 小説[読了→感想アリ]

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